腸内フローラ

腸内フローラという言葉を耳にしました。
聞きなれない言葉ですが何か腸内環境に関係があるということはわかります。
どうやらこの腸内フローラ、これからの腸の研究を大きく作用するかもしれない重要なキーワードのようです。

腸内環境というと便秘を気にする女性の関心が特に高いワードですが、腸内フローラの研究は単に便秘がどうとかいう次元ではありません。
それは医療に大きな変革をもたらすのではないかとまで言われ、欧米には国家的な研究プロジェクトもあるのです。

そもそも腸内フローラとは腸内細菌の塊のことで、ここには数百種類もの細菌がいます。
それが腸内環境を大きく左右することはなんとなく知ってはいます。
しかしこれらの細菌の出す物質が体の様々な箇所に影響を与えているとわかってきたそうです。

具体的に考えられている効果としてがんや糖尿病、うつなどが挙げられています。
確かに凄いことではありますが、正直まだ身近な病状でありません。
ただ、もっと身近なところで感じることも出来る症例があります。
肥満です。
太りやすい、痩せやすいといった体の違いに関係しているようなのです。

腸内フローラの細菌の種類によって太る人と痩せる人がいるというのですから、とても興味を惹かれます。
今は男女関係なくスタイルの維持が重要な課題になっています。
６パックの腹筋も憧れますが、いわゆる細マッチョを目指すなら腸内フローラがキーワードになるのかもしれません。

ただその仕組みについて解明されていないのが現状です。
一刻も早く痩せやすい腸内フローラを手に入れたいものですが、いつになったら解明されるか検討も付きません。
手遅れにならないことを祈りながら最新情報に目を光らせていきたいものです。

はらいかわてつや

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